お知らせ掲示板

10月22日(水)研修会 (於いわき駅前ビルラトブ6階会議室氈j (10月30日)

いよいよ新年度のスタートです!気持ちを新たに、会場も新たに。
 
◎ ビデオ研修(基礎編)「嚥下障害ビデオシリーズ@『嚥下の内視鏡検査』」
・ 今年度も基礎編として、藤島一郎先生監修のビデオシリーズを、18時半から約20分流していきたいと思います。主として高齢者や病気の方に起こる嚥下障害とはどういうものか、その対策はどうしたらよいのか。特に、今年から新しく参加される方、医療・福祉の現場に入って間もない方に是非見て頂いて、どんどん質問をしてもらえば、と思います。
・ 第1回は、昨年度ずっと取り組んできた『嚥下内視鏡検査』について。まずは、物を飲み込む咽頭・喉頭の実際の様子を見てもらえれば十分でしょう。
 
◎ テーマ研修「ケアに活かすコーチング・スキル」(小名浜ときわ苑理学療法士鯨岡栄一郎氏)
・ 「コーチング理論」というのは、主にこれまではビジネス界やスポーツ界などで用いられてきたもののようですが、近年医療・福祉系などにも導入するケースが増えているようです。実施団体としても様々あるようですが、鯨岡氏は、「生涯学習開発財団」の認定コーチということで、理学療法士で同認定コーチの資格を持つ人は極めて珍しいようで、普段の仕事の中での患者さんとの交流に役立てているとのことです。
・ 簡単に総括するのは難しいのですが、引用させて頂くと、コーチング、とは、「相手の『可能性』を最大限に引き出し、自ら考え、判断し、行動する自発性を促進しながら、自己実現を支援する双方向のコミュニケーション」。ある目標に向けて、相手の持っている可能性を自然に引き出してあげるような、コミュニケーションのとり方について、講習して頂きました。
 
◎ サブテーマ研修「日本摂食嚥下リハビリテーション学会報告」(皆川)
・ 9月12日〜14日に、千葉幕張メッセで行われた、第14回を数える、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会」の報告記。「ちょっといい話」をいくつか御紹介。
@ 日本人好みの訓練用ゼリーとして、『カレー味』、『梅味』を開発。(新潟大学・ホリカフーズ)
A 強い食欲刺激物質であるプラックペッパーオイルを付着した濾紙により、食事前に1分間嗅覚刺激を行ったところ、嚥下運動が明瞭になった症例報告。
B 「口腔衛生状態評価用細菌数測定器」の開発へ(パナソニック・日本歯科大学)
C 凍結含浸法:凍結後減圧下で組織内部に植物組織崩壊酵素を含浸する方法により、食品の形状を保持したまま任意の硬さに制御する技術。(広島県立総合技術研究所食品工業技術センター)
 
◎ 総会
・ 年度初め、ということで、昨年度の会計報告、今年度の予算(案)等についてお話ししました。
・ 当研究会は、毎年度10月から、年度会費を3000円頂いて、毎月の研修会の講師講演料・会場費・臨時に行う市民講座(無料)・映画会、等に利用して、過去数年間、ほぼ「とんとん」の収支となっています。
・ 今回、市川先生と共に「食介護」の提唱者であります、手嶋登志子先生から、「第3回食介護研究会」のご案内を頂きました。皆川も参加予定です。ぜひ皆さんもご参加下さい。(下記リンクを御覧下さい)
http://dent-hosp.ndu.ac.jp/~nduhosp/update2.php
 

第10クール−\/2008・7/23(水) PM6:30〜   (07月28日)

◎ビデオ研修 (18:30〜19:00) 藤島一カ著『目で見る嚥下障害』第7章
 前回お見せした「種々の所見」の後半を勉強しました。
 
◎テーマ研修 (19:00〜20:10) 「安全な農産物」 (JAいわき市営農経済部長 鎌倉由夫 氏)
 身近でいてあまり知らない“JAいわき”の活動や、いわき市の農業の現状をお話していただきました。「元気ある農業の振興と心豊かな地域社会との共生」をコンセプトに、地域にかけがいのないJAを目指して日々取り組んでおられます。主な事業内容としては金融事業・共済事業・高齢者福祉事業・旅行事業・購買事業(食材宅配事業や葬祭事業)等がある他、今回は皆さんにもっとも身近な農畜産物の販売事業について。
 いわき市の主要な畑作物は8品目。ねぎ・いちご・いんげん・きゅうり・トマト・梨・菊・シクラメンが挙げられます。また、いわきの農作物は約半分がお米で占められています。農家で作られた農作物の約8割はJA(農業協同組合:農協)により一定の規格に揃え、農薬検査等も行った上で市場へ出荷されます。また直売所での利用も増えており、直接農家の方と「食」と「農」の情報交換など、地域の交流の場として活用されているとの事でした。安心・安全・新鮮を目指したこうした取り組みで、最近は国内消費が増えているそうです。しかし、食料自給率の低下が問題となっているのも事実。食生活の欧米化により日本は現在食べ物の半分以上を輸入に頼らざるを得ません。万一輸入が止まれば普段の食事の半分も食べることが出来ない現状です。食料自給率を挙げるには・・・平たく言えば、肉や油を食べる量を少し減らして、その分ご飯を食べる量を増やせば上がるそうです。現在農家では、お米の消費量の低下に対し生産量を減らし、変わりに大豆や麦・飼料作物など輸入の多い作物を田んぼで栽培(転作)して食料自給率のアップを目指しています。
皆さん、是非もう一度日本食を見直してみませんか?
 
◎サブテーマ研修 (20:10〜20:45) 「狂牛病について」(食介護研究会 皆川先生)
 少し前に良く耳にした狂牛病。脳や神経が侵される病気で、脳がスポンジ状に空胞だらけになってしまいます。“海綿状脳症”といい、牛の場合はBSEと略されます。症状は「認知症」「錯乱」「運動失調」「けいれん発作」等々。
ではこの病気の正体は・・・細菌でもウィルスでもない「プリオン」といわれる感染性タンパク質粒子です。そもそもは哺乳類の体内で遺伝子によって作られるもので、何らかの原因で立体構造が変化し異常を引き起こすとされています。感染経路は話題になった肉骨粉。羊や牛のくず肉を粉砕し、これを牛に飼料として与える事で、感染牛から肉牛として人間の口へ。そもそもは「共食い」から始まっているようです。非常に興味深いですね。対策として、食生活をセミベジタリアン(肉少なめ)や伝統和食中心のスタイルへ。テーマ研修で話した食料自給率アップにもピッタリですね。
ここでキーワードを一つ。
「マゴハ ヤサシイ」→豆、ごま、ワカメ、野菜、魚、しいたけ、イモ。 ぜひ参考に。
 
◎ 介護食等新製品紹介
「ラクーナ・パウダー」→体が必要としている水分と電解質を同時に補給。四つの味。
            特徴1 吸収しやすい低張液
              2 体液に近い電解質組成
              3 簡単に作れる粉末タイプ
<お問い合わせ先>バランス株式会社0120-144-817 http://www.yasasiku.co.jp
 

次回は8/27(水)PM6:30〜 いわき市学習プラザ研修室にて。
なお、8/10(日) 映画上映会「あの鷹巣町のその後」(14:30〜アリオス小劇場)観覧者も常時募集。(概要)秋田県鷹巣町。デンマークの福祉システムを取り入れ日本一の福祉の町として知れわたったにも関わらず、後退へ向かったその経緯と町の政治とは・・・。180分 ドキュメンタリー。今後の福祉を考えてみませんか?
会員無料。事前申込要。申込みの際「いわき食介護研究員会員」と添えてください。
申込みメールアドレスFsyokukaigo@yahoo.co.jp
※会員以外の方も観覧可能。観覧料として当日500円ご準備下さい。
 

第10クール ヘルパー講習会・調理実習会 in文化センター 研修報告 (07月10日)

6/1・7/6の2日間、ヘルパー講習会が開催されました。今回は「1人分でも簡単に出来る調理法で栄養確保しよう」がテーマ。講師に永山氏(中村病院管理栄養士)、小泉氏(管理栄養士)、服部氏(管理栄養士)を迎え、電気ポットや炊飯器を使っての調理を実演しました。
◎13時〜14時10分 事前講義
内科医 皆川先生より「窒息・誤嚥の時どうすればよいか!」と題し、誤嚥・窒息のメカニズムや実際にやりがちな対処法に関する有効性、ハイムリック法についての説明がありました。
また掃除機を利用した吸引(方法・問題点)についてもお話していただきました。
次に歯科医 鈴木先生による「食事をおいしく食べる口腔環境」では正しいブラッシング法や口腔衛生、よく見られる様々な口腔疾患について講義していただきました。
 
 
◎ 14時15分〜16時 調理実習&試食タイム
調理実習ではパッククッキングの説明と、電気ポットによる「ミルク粥」・炊飯器による「鶏もも肉の蒸しロース」のデモンストレーションの後、各グループに分かれて“いなり寿司”の味付けから炊飯器に入れるまでの段取り(パッキング)を実習しました。また、試食メニューは以下の通り。
<試食メニュー> 
・かぼちゃのサラダ  ・切り干し大根の煮物  ・鶏肉の蒸しロース  ・ミルク粥 
 
私も実習に参加しました。ちょっとコツをつかめば、とても簡単・手軽に作る事ができる上、1人前も可能なのが魅力です。味も美味しくできあがるので、是非試して見てはいかがでしょうか?
           
 
※ パッククッキングレシピ購入希望の方
基本レシピ(炊飯器) ¥1000
応用レシピ(ポット) ¥1000    送料 一律¥200
下記に郵便振り込み
   加入者名:有限会社風人社
   口座番号:00160-8-135505
   通信欄 :基本レシピ○冊、応用レシピ○冊と記入

 
 

第10クール‐[/2008年6月研修会の報告 (07月03日)

第10クール‐[/2008年6月研修会の報告
2008.6.25(水) いわき市生涯学習プラザ研修室

◎ビデオ研修(18:30〜19:00)
藤島一郎著『目で見る嚥下障害』
・第7章、「種々の所見」を勉強しました。そのタイトルどおり、藤島先生が嚥下内視鏡(VE)検査で見た、色々な「珍しい」実例の報告でした。
・ちょっと並べてみると、「鼻血」「痰だらけの咽頭」「とぐろを巻いている経鼻経管チューブ」・・・などです。特に、口からの食事をしていない方でも、咽頭部が痰や粉薬などがこびりついて、窒息してもおかしくないほど汚れているところは印象的でした。
・「種々の所見」はかなり量が多く、今月は前半のみ、来月に後半を見ることになりました。

◎テーマ研修(19:00〜20:00)
「漁協から:食育について」
(水産中卸業いちい水産 木村真理氏)
・いちい水産の木村真理さんにお話し頂くと同時に、久ノ浜漁協婦人部の部長さんはじめたくさんの方にお越し頂きました。
・「魚の名前をどのくらい知っていますか?」、「この1週間、どのくらい魚を食べましたか?」、「魚がさばけますか?」など、会場の参加者に問いかけながら、久ノ浜で獲れる様々な魚介類を紹介して下さり、また、こうなごや「イカハンバーグ」などを持って来て頂いて御馳走になりました。「イカハンバーグ」(?)は、イカを叩いてミンチにしたものとすりおろしたジャガイモを合わせて、塩コショウをして焼くだけ、とのことでしたが、ソースをかけて頂くと絶品でした。
・折しも、イカ漁の「ストライキ」の時期。ガソリン燃料の値上がりは、久ノ浜漁港にとっても大問題で、「今は全国・全世界の魚がどこのものでもいつのものでも手に入って有り難味が薄いかもしれないが、輸送費も馬鹿にならないし、季節感も薄い。それぞれの季節に地元の魚を丸のまま買って、自分でさばいて、煮て焼いて蒸して、色々な料理を試してもらうことが一番安くておいしい食べ方だし、そうしてこそ地元の漁業も発展する。久ノ浜漁港を覗きに来て下さい!」と熱く語ってくださいました。
・10月19日(日)、久ノ浜の漁港祭りだそうです。ぜひ皆さん、訪ねてみましょう。

◎サブテーマ研修(20:00〜20:50)「口の中の病気」
(共立病院歯科口腔外科 椎木一雄先生)
・共立病院で、手術まで含めて、「口の中と周りの病気」に取り組んでおられる椎木先生からお話しいただきました。
・前半は、口の中の病気と前進の病気の関わり、ということについて、です。口の中が汚くて菌が繁殖していくと、心臓に行って「心内膜炎」の原因になったり、肺に入って「誤嚥性肺炎」になったり、・・・あるいは、膠原病や、「掌せき膿疱症」という難病の原因が、口の中の病気ではないか、と言われたりもしているようです。
・また、口に隣り合う顔のあちこちには「隙間」も多く、その隙間を通じて菌が移ってしまうと、顔面のあちこちが「腫れたり」「熱をもったり」することもあるそうです。頬や額にできたちょっとしたできものが、実は口の中が原因で、大きく腫れあがってしまったり、ということもあるそうです。
・後半は、主には口周囲の癌のお話しでしたが、実際の手術の写真をこれでもか、これでもか、とたくさん見せて頂きました。顔の皮膚をベロリとめくり上げたような写真が次々と出てきて、おそらくは、食介護研究会史上もっとも夢見に残るお話しだったのではないかと思います。
 

・最後に、最近骨粗鬆症や癌の骨転移などで頻繁に使われるようになっている、「ビスフォスフォネート剤」というお薬の副作用のお話をして下さいました。頻度は多くはないのですが、このお薬を飲んで、なぜか原因は不明なのですが、顎の骨が壊死してしまう、ということが起こる方がいるそうです。顎の骨、というと、歯茎につながっていますので、このお薬を飲んでいて、歯茎が白くなってきたり、骨がむき出しになってきたり、というようなことに気づいたら、早目に歯科の先生に相談をして下さい。今、高齢の方の骨粗鬆症は非常に多く、このお薬もかなりの数の方が飲んでいるようです。

<<お知らせ>>
★次回は、メインテーマ、今度は農産物について、で、JAの方に来て頂き、「安全な農産物について」というタイトルでお話し頂きます。それに合わせて、サブテーマは、皆川の方から、「狂牛病について考える」です。
 
★トップページでもお知らせしていますが、
8月10日(日)、映画上映会「あの鷹巣町のその後」を開催します。先着200名のみ、ですので、お早目にお申し込み下さい。
 
★予定が変更になっていますが、今年度の総決算、「第7回いわき食介護学会」は、9月21日(日)、会場はラトブになりました。
終了後は大宴会予定です。皆さんお越し下さい。
詳細は、決まり次第またアップします。
 

3/26(水)、第10クール−シリーズ5 研修会  (04月05日)

3/26(水)、第10クール−シリーズ5 研修会  生涯学習プラザにて。
 

ビデオ研修『偽性(仮性)球麻痺』  18:30〜
偽性球麻痺で多く見られる“残留”。 VE画像により、量・形態を変えながらの残留の状況を検討しました。姿勢(ギャッチ角度)やトロミの程度でも残留状況に差があり、また、最後にゼリーや水分等の摂取による嚥下での、残留物除法が挙げられました。
 

テーマ研修『「甘い物が人生に与える暖かなもの」について』  18:50〜
「お茶とケーキの店 あいざわ」のパティシエ、相澤 健氏から講演をいただきました。
ダイエットブームもあり敬遠されがちなお砂糖。実は白と黒では大きな差はないそうです。「棚からボタ餅」と諺でもあるように、甘いもの(美味しいもの)=幸運の象徴ではないかと話されました。また、職人としての心意気。高座百篇を念頭に、“一つの商品をほんとに美味しい物にしていくために何度も作りこんでいく。そうすれば美味しいものがつくれるようになる”のだそうです。
今回、簡単とっておきメニューのレシピ(はちみつといちごジャム・手作りバター・ラスク)を教えていただきました♪
ここで相澤パティシエから一言。
 ☆☆☆お菓子などの甘いものの暖かさは、話しを聞いて伝わるものではなく、作ってみる・食べてみる が必要。ご家族で作って、ご家族で食べてください。それこそが甘いものの持つ暖かな力ではないでしょうか☆☆☆
 

サブテーマ研修『口腔リハビリについて』  19:25〜
かしま病院言語聴覚士 相澤 悟氏による講演。口腔リハビリという言葉を最近耳にします。これは機能的口腔ケアに入り、口腔の周りの筋肉や噛む筋肉のストレッチやマッサージをします。3日食べないと廃用症候群になるそうですよ。そこで実際にポイントを教えてもらいながら、口腔周囲筋のマッサージ〜口腔周囲器官の他動運動(これが大事)〜摂食機能器官の自動運動(食前体操)〜発声・構音訓練の流れで口腔ケアを皆でやってみました。
 
介護食新製品紹介   20:25〜  
(株)レシピ計画さんより紹介。
・「vitouch」→11種類のビタミン・ミネラルの豊富に入った粉末タイプのゼリー。お湯やヨーグルトに混ぜるだけで、固さ・形態を調節できます。
 
・「カルシウムせんべい&おかき」→手軽においしくカルシウムと鉄分を補う3タイプのお菓子。
☆興味のある方はこちらまで。
<HP> http://www.recipe-keikaku.co.jp/
 

 

次回は4月23日 18:30〜 いわき市生涯学習プラザにて。
尚、6月1日(日)ヘルパー講習会の詳細は後日改めて。参加ご希望の方は受け付け時に申し出てください。

 
 

第10クール−シリーズ5 研修会 (03月05日)

 2/27(水)、第10クール−シリーズ5 研修会が生涯学習プラザで行われました。
ビデオ研修『咽頭残留』  18:40〜19:10
“残留”と“貯留”の違いや、健常者でも見られる残留と、誤嚥の危険度の高い残留について説明がありました。“残留”は、その量・部位によって4つに分類されます。通常中等度以上を危険とみなし、VE・VFによって診断されます。また、分泌物などの貯留に対し、横向き嚥下やゼリー類の摂取による嚥下での貯留物除去の効果が挙げられました。
 
テーマ研修『摂食嚥下障害児・者に対する、福島整肢療護園でのチームアプローチ』   19:15〜20:15
「食生活の改善を目指したチームアプローチの実践」として、ST長井朋子氏とOT佐藤静香氏による活動内容を報告していただきました。
摂食食障害児・者に対して“何となく”提供してきた食事形態や食事介助法を見直し、食物の「大きさ」から、「柔らかさ・とろみ加減」を重視したメニューを検討する事により、提供メニューの増加や味・見た目の向上、マニュアル化による個別的な段階食の提供が可能となったそうです。また、摂食機能療法において独自の実施計画表と評価表を改変・導入し、訓練方法をマニュアル化する事で統一した評価ができ、食環境の改善が図れたそうです。現在では他職種が意見を交換し合えるチームアプローチが確立されており、今後も活動を積極的に強化していきたいと話されました。
 
サブテーマ研修『メタボリックシンドロームと効果的な食生活の実践方法』
20:25〜20:45
中村病院管理栄養士 永山経子氏によるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)について。診断基準や、予備軍が増加の一方とされる生活習慣病への対策やその根拠、食事内容・食べ方・食習慣の工夫等の食事療法について、身近な視点でお話いただきました。
 
介護食新製品紹介では、最近話題のトレハロースの入った製品の紹介で、H+Bライフサイエンスより。季節や環境が気になる方のための「バラ花茶サプリメント」は花粉症にも効果ありと。もちろん、やや個人差はあるようです。
もう1品は「とれはのおのち」糖質トレハロース100%。砂糖の45%の甘さで保湿効果が高く、柔らかい食感を保ちます。その他お肌の保湿効果もあり。
気になる方は1度お試し下さい。
 
次回は3月26日 18:30よりいわき市生涯学習プラザにて予定しております。また、前回分資料も随時配布しておりますので、受付時に申し出てください。

 
 

第10クール‐W/2008年1月、市民講座の報告 (02月19日)

2008.1.26(土) ラトブ6階、いわき産業創造館会議室
 
★今月は、通常の月例研修会とは曜日も場所も変えて、年に1回、遠方の講師の先生をお招きして、「都会のお話を伺おうじゃないか」という企画です。いわき食介護研究会の会員の方々だけではもったいないので、初めての方にも来て頂けるように、広く『市民講座』という形で、新築なった駅ビルラトブ6階の産業創造館の会議室で行われました。聴講させて頂いての報告記を掲載します。(皆川)
 
◎「遊びが体を変えた」 株式会社ナムコBFEユニットマネージャー 河村吉章氏
・『ナムコ』というと一般の方々には、ゲーム機の会社として有名ですが、実は福祉機器の製造や老人保健施設の経営など、高齢者・障害者のリハビリテーション・福祉の分野でも幅広く活動しています。「リハビリテーション医学会」等、医学系の学会でもナムコさんは積極的に報告をされており、その活動の一端をお話し頂きました。
 
「コンセプトはスピリチュアルヘルス」
・ナムコさんが福祉事業を展開するに当たっての基本的なコンセプトは、「スピリチュアルヘルス」―――魂の高揚・瞳を輝かせることです。特に高齢者の福祉・医療施設で必須の概念となっている「リハビリテーション」は、どうしても「辛いもの、苦しいもの」というイメージが強く、それに用いられるマシン類などもどうしても無味乾燥のものが多い。また、デイサービス・デイケアなどの現場にしても、御家族の方の休息、といった意味合いも強く、参加する高齢者の方々が机に突っ伏していたりぼーっとしていたり、あるいは、遊び、と言っても、旧態依然、子供がやるような「風船バレー」「ペットボトルボーリング」など。・・・河村さんが全国の施設等を見学されて、「自分の親は行かせたくないな」という思いが強かったと言います。
 
「リハビリテインメント」
・「リハビリテーションにゲームの要素を入れられないか」という構想が、九州大学医学部との共同研究という形で、1994年ごろから動き始めました。当初は、やはり実用本位のリハビリテーションマシンに近いものが試作され、一定の効果はあったものの、「楽しくない」ものだったそうです。結局のところ、実際にゲームセンターで使われているような「カラーリング」「サウンド」「デザイン」といった要素はそのままの方がいいのであり、高齢者のために、使う器具を少し柔らかい物にするなどの若干の改変をするだけの器械を使うようになっていきました。「リハビリテインメント」―――リハビリテーション+エンターテインメント、という意味の造語ですが、お年寄りの望むことは、まず「楽しいこと」そして、結果として「リハビリテーション=心身の活性化」がついてくればなおいい。実際に、学会でも報告されていますように、これらのゲーム機を導入することによって身体機能としての改善も明らかに見られています。
 

・講演会の中で紹介して下さったいくつかの施設を載せておきます。
◎横浜ワールドポーターズ : 1999年、「バリアフリーエンターテインメント構想」の中ではじめにゲーム機をいくつか入れて、広く一般の方々に提示した箇所だそうです。その後、2004年に、同じワールドポーターズの中に、大正ロマンを基本コンセプトとしたナムコ直営のデイサービスセンター「かいかやYWP店」がオープンしています。
 
◎かいかや綾瀬店 : 2006年、ナムコ直営の2箇所目のデイサービスセンターとしてオープンしました。こちらの基本コンセプトは、大正モダン。
 
◎その他、全国でゲーム機をとり入れたいという施設や病院はどんどん増えており、いくつか御紹介はありましたが、それぞれ民間の施設でもあり、ここでは割愛いたします。もし見学等お考えの際には、ナムコホームページから問い合わせの連絡を入れてからお訪ね下さい。・・・・・・
 
 リハビリテインメントマシン
・ナムコさんが、「リハビリテインメントマシン」として紹介されたものを挙げておきます。ゲームセンターでみたことのあるものがほとんどではないでしょうか。
 
◎ドキドキへび退治RT : 専用の椅子に座り、軽快な音とともに出現する4匹のへびを踏みつけて得点を競うゲーム。へびは一度現れたら踏まれるまで出現したままとなるため、下肢を動かしにくい方でも自分のペースでプレーでき利用者の向上心と継続意欲を刺激します。
 
◎太鼓の達人RT : 流れてくる音楽にあわせて、和太鼓の“面”と“ふち”の部分を“バチ”を使ってタイミングよく叩くゲームです。
 
◎ワニワニパニックRT : 次々に出現するワニをハンマーで叩くゲームです。スタンダードなハンマーのほかに、腕の筋肉や握力の弱い方でも楽しめるように、ハンマーを軽量化しさらにどの面でも打撃点になるように円筒形にしたハンマーも付属しています。上肢、特に手関節、肘関節、肩関節を中心とした筋力トレーニングや反射神経、立位バランスの保持、集中力、視野を広げるトレーニング等にも利用可能です。
 
◎スウィートランドRT : 2つのスイッチをタイミングよく押すことでお菓子等の景品をすくいあげそのお菓子をスライドテーブルに落とすゲームです。景品類を得るという満足感がトレーニングのモチベーションを高めます。
・・・・・・というわけで、何だかナムコさんの宣伝のページのようになってしまいましたが、とにかく非常に「面白い」講演でした。私自身医者として、高齢者のリハビリテーション関連の仕事に取り組んできましたが、病院での取り組み、というのはどうしても「面白」くはないものが多い。しかし、リハビリテーションの基本はやはり「生活」であり、日々過ごしていく生活が無味乾燥であるものであってよいわけはなく、特に高齢者の方の場合、「楽しい」「面白い」「気持ちのいい」生活が優先されるべきであって、あくまでリハビリテーションはそのための「手段」の一つです。辛いリハビリテーションが「目的」であっていい訳はありません。そんなことをあらためて考えさせられる御講演でした。中には、辛い無味乾燥な訓練が快感につながるという人もいるんですがね。
 

1月20日三和農家レストランツアー (01月24日)


 昨年11月の研修会で講習をお願いした、いわき市三和で農業を営んでおられる永山シゲヨさんのお宅の「農家レストラン」に、1月20日、行って来ました。(皆川)
 
 当日朝、シゲヨさんから「雪降ってるけど、ゆっくりおいで」と電話が入り、いきなり二日酔いの頭が目覚めました。私の家族を含め、食介護研究会のスタッフ、その他、総勢11名で、3台に分乗して、11時に伺いました。
 あまり長い報告は退屈でしょうし、省きます。
いや、安い、おいしい、立派。このために作った、という専用のピザ焼窯のそばで、みんなでピザを作っていると、次から次へとシゲヨさんが運んでくるわくるわ、大根とこんにゃくの炊いたの、漬物の白菜の納豆まぶし、餅入り雑煮、自家製キムチ、大根そのまま千切りサラダ、等々、こちらだけで満腹、そのあと焼き上がったピザも熱々でとても食べ切れない。
季節的に、充分野菜があるわけでないので、とおっしゃってましたが、色々な保存食の知恵や料理の工夫なども教えて頂き、大満足の一日でした。それぞれの季節でそれぞれの料理を作って下さるとのことです。ピザ作りこみで一人1500円は安いです。
次回は、「5月の山菜のときがいいよ」とのことです。また「ツアー」を企画しますので、御参加下さいね。
(問い合わせ:三和、農家レストラン。永山シゲヨさん宅、0246‐85‐2004まで)
 

2007年12月研修会の報告 (01月03日)

第10クール‐V
2007.12.26(水) いわき市生涯学習プラザ研修室
 
◎ビデオ研修(18:30〜19:00)藤島一郎著『目で見る嚥下障害』
・第三章、「誤嚥・侵入」を勉強しました。気管の中に、食物や唾液などが入り込んでいく瞬間が、嚥下内視鏡(VE)でリアルに捕らえられている場面が多く、あらためて高齢者・障害者の摂食の危険さがうかがわれました。同時に、咳やハフィングなどで、気管に入った物が排出される様子も写され、咳やハフィングをしながら食べてもらう、ということが有効であることがわかりました。
 
◎テーマ研修(19:00〜18:50)「食育:乳幼児の食について」(いわきさくらんぼ保育園栄養士、柴田美予子氏)
・独特の保育・教育理論を実践しておられるさくらんぼ保育園から、栄養士の柴田さんをお招きし、さくらんぼ保育園での食についての考え方をお聞きしました。
・さくらんぼ保育園での食事のねらいとして、「安全で安心して食べられる食事を通じ、食べることの意欲を育てる」「和食中心で素材にこだわり、料理方法や味付けは単純な物にし、手作りを基本とする」ことを説明されました。
・素材に関して、米、パン、魚、牛乳、卵、調味料、等々、主にいわき市内の顔の見える安全な特定のルートから入れていること、土筆やふきのとう、イナゴなどは子供達が散歩に行きとってきた物も使っていること、冷凍の加工食品や既成の菓子等は使用していないことなど。
・「調理」に関しては、年間行事として、コロッケ作り・柏餅作り・田植え・イチゴ狩りとイチゴジャム作り・夏野菜の収穫・お月見団子作り・稲刈り・・・・などが開かれ、特にコロッケ作りについては写真で説明して頂きましたが、3歳児は卵の皮むき、4歳児は野菜の皮むき、5歳児は野菜切りとコロッケ丸めなど手分けして作っている所が示され、刃物の扱いも上手になるとのことでした。
・離乳食の進め方なども独特の考え方で進めておられ、質問も活発に出て、盛況な講習会となりました。
 
◎サブテーマ研修(19:50〜20:30)「リハビリテーション・ケア合同研究大会報告―――高齢者リハビリテーション医療のグランドデザイン」(皆川)
・10月25日〜に埼玉で行われた研究大会の報告です。
・まず、研究大会の性格が、いかめしい「学会」とは異なり、主に高齢者の介護に関わる、病院は勿論、老人保健施設・介護施設・デイケアセンターなどなど様々な現場から、発表者も医者・看護師よりもむしろ訓練士や介護職からも旺盛に発表されるなど、今日的な介護現場に密着した情報交換の場であることが強調されました。摂食嚥下に関する報告もかなり多数に上っており、経管栄養から経口摂食可能となった症例の報告」など現場に即したリアルな物が目立ちます。
・後半は、研究大会で提示された、「高齢者リハビリテーション医療のグランドデザイン」についての説明。急性期・回復期・維持期・在宅・施設現場、等々、特に高齢者に関しては、全ての時期、全ての施設において、リハビリテーションの考え方を取り入れていくことが必要となってきていますが、残念ながらそれを担う専門職はあまりに少なく、教育・広報体制が充実していないのが現状です。特に専門領域としての回復期リハビリテーション病棟・病院の役割は重要となりますが、いわき市内ではかしま病院のみ、福島県内としても、太田熱海病院や竹田総合病院など、数えるほどしかありません。
 
お知らせ
★次回は、通常研修会とは異なり、1月26日土曜日に、ラトブ6階にて講演会「遊びが体を変えた―――高齢者介護に対するナムコの提案」を行います。時間も場所も違いますので、お間違えのないように。入場無料ですので、会員でない方もどんどん誘って頂いて、御出席下さい。
★終了後、「顔つなぎ新年会」(平3町目みずほ銀行斜め向かい3階、スタンツァにて、予算3000円)の予定です。飛び入り参加もできるようにしたいとは思いますが、予約の関係上、できるだけ、皆川のメールAnatsuki295157@yahoo.co.jp に、出席の御連絡を下さい。
 

新発売 (12月23日)

1997年にいわき食介護研究会が発足した年に作られた「食前体操ビデオ」も変更を繰り返して10年を迎えております。その間全国で使われております。しかし最近それを放映する方法がVHSからDVDに変わり始めています。そこで今回新しくDVDを発売すことになりました。放映時間、価格等の変更はありませんのでDVDに変更の際はお求め下さい。
なお、お求め方法はホームページの申し込み票をご利用下さい

 

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